職場を辞めたいと思う理由
IT業界を志望する若者の志望理由として上がられる理由の一つとして、小さい頃からゲームに熱中して、学生の頃はパソコンに嵌っていたといった若者が、自分の好きなことをしたいからと言ってIT業界を志望するケースは多い。
そうした学生は、これまでゲームに熱中していたころに培った集中力・ストイックさを職場で生かして、システム開発等の仕事に精を出したいといった就職後のイメージを持っている。
しかし、職場に入ったらもちろんシステム開発だけに没頭できるわけではなく、周囲のコミュニケーション等も必要になってきて、求めていた環境と異なることを理由に辞めたいと思う若者が多い。
システム開発とはいっても、周囲と協調性をもってプロジェクトを進めていくことが求められるが、自分にはそんな能力もなければ周囲に迎合するつもりもないと感じて辞めたいと思ってしまうのだ。
こうした企業の求める人材と自分がイメージする職場での働き方のギャップが原因で会社を辞めたいと思うのは、非常にもったいないと思う。
そうした若者は決して能力が劣っているわけではなく、むしろ一定の分野では非常に能力が長けているといったこともよくある話だ。
会社側としては、こうした若者の特徴をうまく捉えて、全員一律の総合職採用といった形にこだわらず、個々の仕事内容を細かく制限した専門職のような就労体系を多く整備することによって、ある特定範囲で非常に長けた能力を持つ若者の有効活用といったものを進められるのではないか。
とは言え、そういった就労体系が確立されるかどうかはまだ未知数であり、会社を辞めたいと感じてしまったなら、自分で何かしらの行動を起こすしかない。
例えば以下のサイトで紹介されている方法などが効果的と思われるため、是非読んで実行してみてほしい。
※いまの職場を辞めたい人に読んでほしい:http://shokuba-yametai.com